『Sport 360』は「マルセイユに所属しているモロッコ代表MFアブドゥラジズ・バラダは、数日中にUAEのクラブと交渉を行うためドバイを訪れる」と報じた。
アブドゥラジズ・バラダは1989年生まれの27歳。フランス生まれでパリ・サンジェルマンのBチームに所属していた経験を持っているが、その後スペインのヘタフェに移籍してプロデビューした変わり種である。
その後はルーツを持っているモロッコ代表を選択し、2012年ロンドン五輪、2013年アフリカネイションズカップに出場した。
一昨年マルセイユに加入しているが、その前はUAEのアル・ジャジーラでプレーした経験を持っており、中東のリーグも熟知している。
現在財政的に問題を抱えているマルセイユは、給与負担が大きいバラダを現金化したいと考えており、中東方面に売り込みを行っているという。
『Sport 360』では、その移籍先となるのはアル・ナスルの可能性が高いとのことだ。
AFCチャンピオンズリーグ準々決勝に進出しているアル・ナスルは、先日ルイス・ヒメネスの退団が発表されており、外国人枠が空いている状況にある。