先日、フランス・リーグアンのマルセイユに移籍するのではないかと報じられた酒井宏樹。
ハノーファー96が非常に悲しい成績で2部に降格してしまったが、フリーエージェントになったことで移籍先の選択肢は多いようだ。
そして現在高度な議論を行っていると言われるのがマルセイユ。
かつてフィリップ・トルシエが監督を務め、そこで中田浩二氏がプレーしたことでしられる、フランスで1、2を争う人気チームである。
パリ・サンジェルマンとのフランスダービーは、サンテティエンヌ+リヨンのローヌ・ダービーと並ぶ国内最大の試合であり、その熱狂度は半端ではない。
現在フランス代表監督を務めているディディエ・デシャンが率いている頃にはフランスリーグを優勝しており、多くの有力選手を保有してきた。
ロイク・レミ、セサル・アスピリクエタ、ステファヌ・エンビア、ディミトリ・パイェット、ジャンネッリ・インブラ、アユー兄弟、アンドレ=ピエール・ジニャック、マテュー・ヴァルブエナなどがここでプレーしていたことも記憶に新しい。
ところが、そのクラブが昨年は13位と低迷。一時期は残留争いにまで巻き込まれるほどの不振に陥っていた。