ブリス・ジャ・ジェジェ
1990年12月23日生まれ(25歳)
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— abidjan911 (@abidjan911) 2016年3月16日
かつてパリ・サンジェルマンでプレーした経験もあり、グルノーブルでは松井大輔と同僚だったフランク・ジャ・ジェジェの従兄弟に当たる。
フランクはフランスのユース代表で活躍した有力選手だったが、ブリスの方はパリ・サンジェルマンのユースから昇格できず、20歳で2部のエヴィアンに移籍して花開いた小柄な選手だ。
若くして右サイドバックのレギュラーとして定着して活躍を見せ、2014年1月にマルセイユへと引きぬかれた。
この時には金銭とともに大柄でクロスもうまいコモロ代表DFカシム・アブダラーが譲渡されており、その期待の大きさは窺える。
マルセイユではマルセロ・ビエルサ監督にも高く評価され、それからチームの中心的な存在となってきた。
その魅力は攻撃力だ。体格的には優れていないものの、豊かなスピードに加えてドリブル突破が可能で、サイドを駆け上がってからの打開力がある。
エヴィアン時代にはセットプレーを蹴っていたこともあり、キックの精度にも一定の評価がある。
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この数年高い信頼を得てきたジャ・ジェジェは、もし酒井がマルセイユに加入すれば大きなライバルになるはず。
確かに、彼のバックアップを務めてきたのは本職ボランチのアレクシス・ロマオ(トーゴ代表)であり、層は薄い。
ただし、酒井宏樹がジャ・ジェジェのバックアップで満足するはずもない。激しいポジション争いに打ち勝つことができるか?