EURO2016限りで代表チームからの引退を表明していたズラタン・イブラヒモヴィッチ。
22日、ベルギーとのグループステージ第3節に先発出場を果たした。
Zlatan Ibrahimovic bids farewell to Sweden as Belgium march on. https://t.co/XPp9jciWOJ pic.twitter.com/S4cD2JjZbN
— ESPN FC (@ESPNFC) 2016年6月22日
第1節、第2節と白星がなかったスウェーデンが逆転で勝ち抜くためには勝利が絶対条件であった。
しかしいくつかあったチャンスを決めきることができず、試合はラジャ・ナインゴランの得点により0-1でベルギーが勝利。敗れたスウェーデンは敗退が決定し、イブラヒモヴィッチはこれがスウェーデン代表でのラストゲームとなってしまった。
そんなズラタンだが、ゴールにはならなかったものの最後の試合でアクロバティックなプレーを見せてくれた。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
0-0で迎えた63分、右サイドからのクロスにマルクス・ベリが合わせると、このボールがイブラヒモヴィッチの前方に。
テコンドー仕込みの足を高く上げたキックでこれをゴールへと運んだのだが、主審のフェリックス・ブリッヒは直前のプレーでベリにファウルがあったとして、このゴールを認めなかった。
それにしても、「これぞズラタン」といった驚愕のプレーである。
足はほとんど180度に開いており、マークについていたトーマス・ヴェルマーレンの頭を軽く越えている。これがもしもファウルでなかったら、きっとスーパーゴールとして後世に語り継がれていたはずだ。
EURO2004から3大会連続でゴールを記録していたイブラヒモヴィッチだが、今回はノーゴールのまま大会を去った。代表チームでの通算成績は、116試合62得点だった。