『lazionews』は「イタリア・セリエAのラツィオは、月曜日にマルセロ・ビエルサ新監督の就任を発表する」と報じた。
記事によれば、ビエルサ氏は土曜、あるいは日曜日にローマのフィウミチーノ空港に到着する予定になっており、月曜日には公式記者会見が行われる見込みであるという。
この数週間真剣な交渉が行われてきたといわれているが、条件面に関してはかなり詰められている状況にあったと報告されている。
[Qoly] ビエルサ就任まであと数日?ついにセリエA進出か https://t.co/z5Oza0qvvJ
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月12日
[Qoly] ついに来る!ビエルサ、あとは会長のサインだけ https://t.co/w8smzmdUca
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月22日
戦術的な要素が大きいビエルサ監督の指導を考えれば、これだけ早い段階でチームが決まるということは前向きな影響を与えそうだ。
そして、もちろん話題になっているのはビエルサ就任による補強である。
ここまで話題になってきたのはやはり教え子であり、アスレティック・ビルバオ時代のエースであったフェルナンド・ジョレンテ(セビージャ)、そしてマウリシオ・イスラ(ユヴェントス、2015-16はマルセイユにレンタルされていた)の2名だ。
特にジョレンテについては既にラツィオへの移籍に合意したという報道もある。ただ、給与面では現在の400万ユーロ(およそ4.9億円)から250万ユーロ(およそ3.1億円)に下がってしまう見込みであり、そこに納得するかがポイントになりそうだ。
加えてこの数日話題になってきたのはイタリア代表FWグラッツィアーノ・ペッレ。ラツィオは1100万ユーロ(およそ13.6億円)を準備して彼の獲得を狙っており、あとはビエルサ監督の承認を待っているところであるとのこと。
逆に、ビエルサ監督が求めていると伝えられるのが新しいゴールキーパーであり、それはマルセイユで教え子だったフランス代表GKステーヴ・マンダンダであるという。
彼は本日フリーエージェントになることから、移籍金は発生しない。
そのほかにもチーロ・インモービレ(ボルシア・ドルトムントからトリノに貸し出されていた)、ジャルデウ(ベンフィカ)などの噂があるが、彼らについてはあまり進展がないようだ。