ラツィオのスポーツ・ディレクターを務めるイグリ・ターレがMFフェリペ・アンデルソンを売却しなかった理由を明かした。

マンチェスター・ユナイテッドから強い関心があると噂されていたフェリペ・アンデルソン。冬の移籍ウィンドウでイングランドへ渡ることが濃厚と言われてきたが、ラツィオへの残留が決定している。

ターレは以下のように語っている。

イグリ・ターレ
(ラツィオのスポーツ・ディレクター)


「他のクラブの動きをチェックしていたよ。ユーヴェ、ローマ、インテル。ナポリに起きたことのね。もし売却を決断したならば、クラブを改善するために同じお金を再投資しただろうね」

「売却しなかったことはミステイクであったかもしれない。しかし、フェリペ・アンデルソンへの5000万ユーロ(およそ64億円)のオファーを拒絶したことは、我々がこのプロジェクトに継続性を持たせることを強く望んだからだと断言できる」

「(チャンピオンズリーグ出場圏内の)トップ3は可能性がある。昨年、我々は明確なアイディアと明確なプロジェクトに集中することによって示したはずだ」

今冬の残留はチャンピオンズリーグ出場権が得られるトップ3に入るための決断であり、昨シーズン同様に明確なプロジェクトと目標のために動いているからこそのことだという。

しかし、将来的なフェリペ・アンデルソンの移籍を否定したというわけではないだろう。

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