『Africanfootball』は「ASローマに所属しているナイジェリア五輪代表FWサディク・ウマルの父が死去した」と報じた。
ウマル・サディク・メスバー、通称『サディク・ウマル』は1997年生まれの19歳。ナイジェリア生まれであるが2013年にイタリアへ渡り、昨年ローマに貸し出された長身ストライカーである。
昨季はトップチームで6試合に出場して2ゴールという結果を残し、先日ローマへの完全移籍を勝ち取ることに成功している。
そして、今季はボローニャに貸し出される可能性が高いといわれており、セリエAでの経験を積むことができる状況になりそうなのだ。
さらに、先日は19才でありながらもリオ五輪に向けた候補メンバー35名の中に入り、アメリカでのキャンプに合流している。
[Qoly] 日本と戦うナイジェリア、五輪の暫定メンバー発表!プレミアから5人(2016/6/24) https://t.co/OgtnQHJuOC
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月24日
非常に速いスピードで幸運に恵まれてきたウマル。ところが、次に待っていたのは大きな不幸だった。
糖尿病に苦しんできた父親(代理人の一人でもあった)のラワル・モハメド氏が1日に息を引き取り、この世を去ったのである。
8月の本大会に向けて戦うサディク・ウマルは、亡くなった父親の思いも抱えて戦うことになりそうだ。