『The Sun』は「ウェストハム・ユナイテッドのデイヴィッド・ゴールド共同会長は、フランス代表MFディミトリ・パイェットをキープできない可能性を認めた」と報じた。

昨季マルセイユからウェストハムに移籍して以来、あっという間に世界的なタレントとして名を知らしめてきたディミトリ・パイェット。現在行われているEURO2016でも、大会直前の親善試合でインパクトを残してレギュラーに定着し、欠かせない存在の一人になっている。

当然さまざまなクラブからの関心を集めているが、ウェストハムは以前から彼をチームにとどめたいという意思を見せてきた。

ところが今回ウェストハムの会長を務めるデイヴィッド・ゴールド氏は以下のように話し、バルセロナやレアル・マドリーのようなクラブからの入札があれば厳しいと認めたのである。

デイヴィッド・ゴールド
(ウェストハム共同会長)

「ディミトリがウェストハムのユニフォームを来期も着てくれるよう、手段を尽くして抗うだろう。

このスカッドを改善させていきたい。そして、ディミトリは我々の挑戦に不可欠な存在である。

しかしながら、我々は同時に現実的にならなければならない。

もしバルセロナやレアル・マドリーといったクラブが、彼を獲得したいとして入札を行ってきたらどうか?キープするのは難しくなるだろう」

(ジネディーヌ・ジダンがパイェットのことを話し、関心を寄せていると示唆した)

「それは素晴らしい物語だ。ディミトリは常に、常に才能を見せてきた。しかし、29歳になって値するだけの尊敬を得られるようになった。

若い選手が最高の舞台に行ったとき、多くの圧力がそこにかかってくるものだ。パイェットは、物事が常にそのように速く起こるわけではないという点を示した。

コーチとしての観点から言えば、彼は中盤の攻撃的MFとして求められるすべてのものを備えている。

彼はゴールを決められる。チャンスを作ることが出来る。セットプレーでは本当の才能を見せる。どんなクラブでも彼が欲しいだろう。常に進化してきた男だ」

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