EURO2016で決勝に進出したポルトガル代表。そのなかで、存在感を放っているのが、MFレナト・サンシェズだ。

ポーランド戦では値千金の同点ゴールを決めるなど、18歳とは思えぬ堂々たるプレーを披露している。

そんななか、その年齢に疑問を唱える人物まで現れた。『Eurosport』によれば、それはあのギー・ルーだという。

かつてオセールを40年以上も指揮し、ジブリル・シセらが師と仰ぐ偉人だ。

ギー・ルー

「サンシェズは自分が18歳だと言っている。だが、我々はその過去を見てみる必要があると思うね。

データは間違っているよ。

彼が生まれてから数年が経ってから、正式な出生登録がされた。なので、登録上は正しいものではない。

(実際は)23,24歳だと思うね。とはいえ、彼はとてもいい選手だよ」

これはあくまで彼の私見のはず。多くの若者を見てきたギー・ルーからすると、18歳であの完成度はありえない…ということなのかもしれない。

ただ、彼の年齢については色々と話題になっている模様。ポルトガルの『DN』では、母親の入院記録を調べ、18歳が事実だということを証明していた。生まれた時間が15時25分で、体重が2,560グラムだったということまで…。

また、出生登録が5年遅れているのではないかという噂については、両親の離婚が要因ではないかとしている。離婚後に父親がフランスへと移住したため、彼が5歳になった時にようやく洗礼ができたことによるものではないかとのこと。

なお、サンシェズ本人は年齢詐称疑惑についてナンセンスだとして一蹴している。

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