ポルトガルの優勝で幕を閉じたEURO2016。
いろんなことが起きた大会であったが、なかでも盛り上げてくれたのはアイスランド代表だ。
Iceland have only failed to score in two of their last 30 international matches. #ISL #EURO2016 pic.twitter.com/rY40Q6dvAc
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年6月28日
予選でオランダを蹴落としたアイスランドは、初出場ながらグループステージを突破。Round of 16では先制ながらもイングランドに逆転勝ちし、ベスト8にも進出した。
人口33万人の小国が見せる躍進に世界中が胸を熱くさせたが、試合後にやる恒例の“儀式”も大きな話題となった。
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ファンと選手が一体となって行うこのパフォーマンス。
"Viking Clapping"とも"Volcano Clap"とも呼ばれる手拍子は世界中で取り上げられ、開催国のフランスがドイツとの準決勝後にこのセレブレーションをやったほどだ(詳細はこちら)。このパフォーマンスは今後、あらゆるサッカーシーンで見られることだろう。
そんなこの手拍子だが、実はアイスランドのオリジナルではなかった!
英国『Sky Sports』によれば、もともとはスコットランド1部マザウェルのサポーターがやっていたものであるそうだ。
こちらがマザウェルファンによる手拍子の様子。
両手を頭上に上げるスタイル、徐々に速くなるテンポ、"Huh"という掛け声など、アイスランドのものとほぼ同じである。
同紙によれば2014年7月、マザウェルはUEFAヨーロッパリーグの予備予選2回戦でアイスランドのストヤルナンと対戦したのだが、この時マザウェルファンが例の手拍子をやったそう。
そしてこれを見たストヤルナンのサポーターが自分たちのチームに持ち帰り、しまいには代表チームの応援にも取り入れたという。