ポルトガルの優勝で幕を閉じたEURO2016。

いろんなことが起きた大会であったが、なかでも盛り上げてくれたのはアイスランド代表だ。

予選でオランダを蹴落としたアイスランドは、初出場ながらグループステージを突破。Round of 16では先制ながらもイングランドに逆転勝ちし、ベスト8にも進出した。

人口33万人の小国が見せる躍進に世界中が胸を熱くさせたが、試合後にやる恒例の“儀式”も大きな話題となった。


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ファンと選手が一体となって行うこのパフォーマンス。

"Viking Clapping"とも"Volcano Clap"とも呼ばれる手拍子は世界中で取り上げられ、開催国のフランスがドイツとの準決勝後にこのセレブレーションをやったほどだ(詳細はこちら)。このパフォーマンスは今後、あらゆるサッカーシーンで見られることだろう。

そんなこの手拍子だが、実はアイスランドのオリジナルではなかった!

英国『Sky Sports』によれば、もともとはスコットランド1部マザウェルのサポーターがやっていたものであるそうだ。

こちらがマザウェルファンによる手拍子の様子。

両手を頭上に上げるスタイル、徐々に速くなるテンポ、"Huh"という掛け声など、アイスランドのものとほぼ同じである。

同紙によれば2014年7月、マザウェルはUEFAヨーロッパリーグの予備予選2回戦でアイスランドのストヤルナンと対戦したのだが、この時マザウェルファンが例の手拍子をやったそう。

そしてこれを見たストヤルナンのサポーターが自分たちのチームに持ち帰り、しまいには代表チームの応援にも取り入れたという。

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