ついに発表されたポール・ポグバのマンチェスター・ユナイテッド復帰。
その移籍金は9200万ポンド(およそ121億7800万円)との報道であり、史上最高額を上書きしたと言われている。
そこで今回は、21世紀に入ってから移籍金の最高額を更新した5つのケースをご紹介しよう。
21世紀以前の最高額は、2000年にレアル・マドリーがルイス・フィーゴ獲得に支払った3700万ポンド(およそ49億9800万円)であった。そこから現在にいたるまで、5度に渡って更新が続いている。
※レートは全て現在のもの
ジネディーヌ・ジダン(2001年)
生年月日:1972/06/23 (44歳)
所属元のクラブ:ユヴェントス
移籍先のクラブ:レアル・マドリー
移籍金:4600万ポンド(およそ60億9000万円)
フィーゴの移籍から1年、記録を破ったのは代表チームで全てを手に入れたジダンだった。ジダンはビッグイヤー獲得のためにレアル・マドリーへと活躍の場を移すと、そのシーズン、自身の見事なボレーで初の欧州制覇を成し遂げる。なお、当時ジダンの移籍金の高さは群を抜いており、長く更新されることはなかった。