ハノーファーからセレッソ大阪に復帰した山口蛍。

加入後は全ての試合でフル出場を飾っていたが、24節から27節にかけて1分3敗と足踏み状態が続いていた。

そんな山口は11日に行われたJ2第28節、レノファ山口戦にも先発。1-0で迎えた86分、復帰後初となる得点をあげた。

カウンターから杉本健勇がボールを運びクロスを送ると、中に入ってきた山口が右足のヒールで合わせ、勝利を決定づける2点目をあげた。

ゴールに背中を向けながらも、しっかりと右足のかかとで合わせた山口。まるで柿谷曜一朗を彷彿とさせるシュート技術だが、試合終盤でもしっかりとこうした場面に顔を出せるのは流石だ。

山口のゴールは8月23日に行われた第30節大分トリニータ戦以来およそ1年ぶり。

このゴールについて山口は試合後、「他にもカウンターでチャンスは作れていたし、自分のゴールに関しては、最後まで全員で耐え抜いたおまけみたいなものだと思っています。ああいう形を増やしていくことが大事だし、チームが勝っていくにつれて、そういうプレーも自然と出てくると思います」とコメント。

敵地で0-2と勝利したセレッソ大阪は順位を3位にまで上げている。次節、ホームで2位松本山雅との上位対決を控えている。


【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名