例年イタリアで行われているプレシーズンカップ、TIMトロフィー。

出場3チームによる45分間の総当り戦という少し変わったレギュレーションで、ミラン、ユヴェントス、インテルの名門3クラブによってスタートしていた。しかし、近年では出場チームも変化しており、今年はミラン、サッスオーロ、セルタが参加となっている。

ミランでの4シーズン目を迎える本田は初戦のセルタ戦に出場。

試合は0-0で終了しPK戦に突入し、本田はミランの4人目として登場した。その結果は…

まさかの失敗。

PKをセンターに蹴ることが多い本田。

サポーターの心配とは裏腹に、アジアカップやワールドカップ予選といった大一番でも物怖じすることなく真ん中に蹴って成功させている。

しかし、この日のPKではキックも弱々しいゴロのボールを蹴ってしまった。

本田がボールを蹴る瞬間、GKセルヒオ・アルバレスは向かって右方向に飛んでいた。

しかし、本田のシュートに勢いがないのを察知すると途中でしっかりと右足を残し、これをいとも簡単にセーブ。結局ミランはこの後ジャコモ・ボナヴェントゥーラがPKを成功させミランが勝利したが、本田にとっては少し後味の悪い結果となった。

ちなみにこの本田、先日行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのバイエルン戦でもPKを蹴っている。

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