『Tuttosport』は「ACミランは、チェルシーに所属しているコロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得に動いている」と報じた。
昨季はユヴェントスにレンタル移籍し、セリエAで再び活躍を見せたクアドラード。
しかし今夏はチェルシーに戻ることになり、新監督アントニオ・コンテ氏もクアドラードは戦力として期待していると明言している。
[Qoly] クアドラードはどうなる?新監督コンテが「断言」したぞ https://t.co/GwTi5B7KrY
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月16日
だが、その引き抜きに全力を尽くすと言われているのがACミランだ。新監督のヴィンチェンツォ・モンテッラ氏は、フィオレンティーナ時代にクアドラードを指導した師でもある。
そして、そのために売却するのが同じコロンビア代表のFWカルロス・バッカであるという。
バッカに対してはウェストハム・ユナイテッドが獲得オファーを送っており、ミラン側はそれを受託しているとも言われている。
その資金を利用してクアドラード獲得に動き、3000万ユーロ(およそ34.8億円)の購入オプションが付随した1年のローンという契約をまとめたいと考えているようだ。
ミラン側の考えでは、バッカとクアドラードはほぼ同じ額で取引できると考えており、経済的にバランスを取る計画であるという。
使用されるフォーメーションにもよっては、本田圭佑ともポジションがダブってくるかもしれないクアドラード。もしミランに入ってきた場合、熾烈な争いが待ち受けていそうだ。