『Tuttosport』は「ACミランは、チェルシーに所属しているコロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得に動いている」と報じた。

昨季はユヴェントスにレンタル移籍し、セリエAで再び活躍を見せたクアドラード。

しかし今夏はチェルシーに戻ることになり、新監督アントニオ・コンテ氏もクアドラードは戦力として期待していると明言している。

だが、その引き抜きに全力を尽くすと言われているのがACミランだ。新監督のヴィンチェンツォ・モンテッラ氏は、フィオレンティーナ時代にクアドラードを指導した師でもある。

そして、そのために売却するのが同じコロンビア代表のFWカルロス・バッカであるという。

バッカに対してはウェストハム・ユナイテッドが獲得オファーを送っており、ミラン側はそれを受託しているとも言われている。

その資金を利用してクアドラード獲得に動き、3000万ユーロ(およそ34.8億円)の購入オプションが付随した1年のローンという契約をまとめたいと考えているようだ。

ミラン側の考えでは、バッカとクアドラードはほぼ同じ額で取引できると考えており、経済的にバランスを取る計画であるという。

使用されるフォーメーションにもよっては、本田圭佑ともポジションがダブってくるかもしれないクアドラード。もしミランに入ってきた場合、熾烈な争いが待ち受けていそうだ。

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