22日、イタリア・セリエAのミランは「コロンビア代表FWカルロス・バッカ、イタリア代表DFマッティア・デ・シーリョの2名を米国ツアーから除外した」と報じた。
コパ・アメリカ・センテナリオを戦ったバッカは、先日イタリアに戻ってきた。その際にはメディアのインタビューで以下のように語っていた。
カルロス・バッカ
「僕は明日チームとのアメリカツアーに行くよ。
ウェストハム移籍の噂?僕はミランのことだけを考えているよ。コーチングスタッフにとって利用可能な選手になっておくことをね。
何のプレッシャーも感じていない。4年間の契約があるし、ここで満足している」
しかし、新たにミランの監督になったヴィンチェンツォ・モンテッラ氏の意図はそれと異なっていたようだ。
今回ミランは公式にバッカとデ・シーリョをミラネッロに残すことを決め、アメリカで行われるインターナショナル・チャンピオンズカップのメンバーには加えなかった。
また、先日加入が決まったジャンルーカ・ラパドゥーラ、レオネル・バンジョーニの2名についても同じであるとのこと。
なお、これらの決定については移籍マーケットの動きは関係なくあくまでも監督の要請であるといわれているが、彼らを狙うチームが勢いづく選択にはなりそうだ。