11日、南アフリカ・プレミアリーグのカイザー・チーフスは「日本のロックバンド『SAWAGI』がクラブを訪問した」と発表した。
『SAWAGI』は2007年に結成された『KARAKURI』を母体として2009年に発足された4人組のインストゥルメンタルバンド。
ダンスミュージックにロックやジャズ、ファンクなどのエッセンスを取り入れたサウンドが特徴で、昨年1月に行った南アフリカツアーを成功させていた。
その高い評価を受けて今回は南アフリカ最大の音楽フェス『Oppikoppi Festival』への出演が決定。5日から13日にかけて4箇所でのライブを行う。
12日にはヨハネスブルグの『Good Luck Bar』での公演を控えており、その一環として今回カイザー・チーフスを訪問したようだ。
カイザー・チーフスはヨハネスブルクのソウェト地区に本拠地を置くクラブ。1970年の創設以降数々のタイトルを獲得してきたことで知られる名門である。
2010年ワールドカップ決勝の舞台でもあるファースト・ナショナル・バンク・スタジアムを使用しており、同国屈指のクラブとして世界的な知名度を持つ。
また、UKの人気ロックバンド『カイザー・チーフス』がオマージュしたことでも有名で、音楽とも縁がある。また日本で指揮をとったスチュワート・バクスター氏が監督を務めていたことも。
マネージャーのTakeo Hori氏は2010年ワールドカップで活躍したシフィウェ・シャバララ、バーナード・パーカーらの名前を挙げ、そのゴールを覚えていると語ったようだ。