『Mirror』は「ポートランド・ティンバースのオーナーであるメリット・ポールソン氏は、ウェイン・ルーニーにアメリカ移籍を勧めた」と報じた。
今年30歳になったルーニーは、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドでの立場が徐々に揺らぎつつあり、中国やアメリカへの移籍が噂される状況になった。
特に近年はランパードやジェラードなど多くのイングランド人選手が渡っており、その数年でルーニーもそれに続くのではないかという見方もある。
ポートランド・ティンバースのオーナーを務めているポールソン氏は以下のように話し、中国との違いは生活という点だと語った。
なお、ポートランドはアメリカ北西部にあり、全米でも最も住みやすい街の一つであると評価されている場所だ。
メリット・ポールソン
(ウェイン・ルーニーにMLS移籍の噂がある)
「私は、彼はまだこれからもいいプレーが出来ると主張するだろう。もし彼が来るなら、MLSにとっては素晴らしい契約になるはずだ。100%、MLSは彼にとって魅力的な場所になると思うよ。
心に留めておかなければならないのは、彼がとても才能あるサッカー選手だということだ。サッカーにおけるクオリティを備えている。34~35歳の選手の話をしているのではないんだ。
私は興奮している。キャリアの最後に差し掛かった男ではなく、彼がMLSにやってくるという話のインパクトに」
(近年は中国超級リーグが大きなお金を投じているが)
「中国がいるのは事実だ。しかし、『どこでプレーするか』という点においては選手の決断も必要になる。生活面、そして何を残せるのかといった点でなにがベストなのか。どこで生きたいかということだ。
思うに、比較すればアメリカは本当にその点で順調だ。今北京でサッカーをプレーしたいとは思わないだろうね。
中国が嫌いだから言っているわけではないよ。しかし、大気汚染の問題はスポーツに大きな影響を与える。必要なフィットネスという点でね」