アジアカップ制覇にも貢献したオーストラリア代表の大ベテラン、ティム・ケイヒルの上海申花(中国1部)移籍がこのほど決まった。
上海申花の発表によれば、契約期間は1年とのことだが、『sydney morning herald』では気になる給与面について伝えている。
それによれば、 フランス人監督のフランシス・ジロとオーナーであるグリーンランド・ホールディングス・グループは35歳になっても衰えしらずのケイヒルのプレーに感銘を受けたそうで、32歳以上の外国人とは契約しないというクラブのルールを破ってまで獲得にこぎつけたという。
そして、その契約(内容=給与)はオーストラリアのサッカー選手史上最大のものになったとみられている。なんでも、ケイヒルは1年でおよそ960万ドル(約11億円)ほどをゲットすることになるそうだ。ただ、満額を得るには諸条件をクリアする必要がある模様。そして、上記の通り契約は1年間だが、双方の諸条件によっては2年に延長となるオプションもあるとの見方がされているそう。
また、同紙によれば上海申花はその年齢を考慮してケイヒル獲得を昨年末に一度は辞していたものの、今アジアカップでの活躍、特に中国戦でのパフォーマンスに強い感銘を受けて、今回の獲得に至ったという。上海申花は2012年にディディエ・ドログバとニコラ・アネルカという大物と契約して以降、近年は30歳を越える外国人選手と契約することはほとんどなかったとのこと。
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