リーガ・エスパニョーラの2016-17シーズンが開幕!

日本では衛星放送の『WOWOW』が今季も各節5試合を放送するが、新規参入を果たした「スポナビライブ」では全380試合が生配信される。

同サービスでは一部の試合でも日本語での実況と解説を用意しており、サンセバスチャンで行われた開幕戦レアル・ソシエダ対レアル・マドリーの試合を担当したのは倉敷保雄氏と玉乃淳氏だった。

日本を代表するサッカー実況の倉敷氏。リーガでの実況は『J SKY SPORTS』時代の2003年以来であり、当時の名実況を知る編集部Sとしてはそようやく倉敷氏がリーガに帰ってきたと感慨深い気持ちに浸っていた。

一方で、玉乃淳氏といえば南野拓実について「完全にルーニーですね。ルーニー+オルテガ・・・ で、2で割らない」という名言を残すなど、Jリーグファンにはすっかりお馴染みの解説だ。アトレティコ・マドリーのユースチーム出身ということで、スペインサッカーへの造詣が深い。

そんな倉敷×玉乃というゴールデンコンビで迎えた新シーズンのリーガ中継。どんな名言が飛び出すのか楽しみであったのだが…やはり冒頭からフリーダムだった!

放送開始から約3分間で両者が繰り広げたトークをノーカットでお楽しみください。

倉敷:今週開幕いたしましたラ・リーガ、リーガ・エスパニョーラです。2016年8月21日、日曜日。現地時間20時15分キックオフ、アノエタのゲームをこの時間はご紹介します。プリメーラホルナーダからレアル・ソシエダ、レアル・マドリーというゲームです。ゲームの解説はコメンタリスタと紹介しましょうね、玉乃淳さんです。どうぞ宜しくお願いいたします。

玉乃:はい、宜しくお願いします!

倉敷:えー、レアル・ソシエダは「ラ・レアル」と呼ぼうか…まぁ「レアル」といえば日本的にはレアル・マドリーのことを多くのファンが言うんですけども、そのへんのこだわりも持っているリーガ・エスパニョーラのファンの方も多いと思いますけどね。

玉乃:今日はじゃあ…「カルピン」と呼んでもいいかもしれない、ソシエダのことを(笑)

倉敷:「カルピン」と呼びましょうか。

玉乃:モストヴォイとかやっぱあの時代のソシエダですね、ワクワクさせられて。僕ちょうど思春期の時に過ごしていたので、かなりこのチーム意外と僕も情を持っています。

倉敷:さすがにチキ・ベギリスタインの時代ではないんですね。

玉乃:ではないですね。

倉敷:チキもラ・レアル出身の人ですけれどもね。

玉乃:そうですね。

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