セリエA6連覇を目指すユヴェントス。先日行われた開幕戦では、フィオレンティーナ相手に2-1で勝利し白星発進となった。

そんななか、今季からセリエAに導入された新ルールについて、『football italia』が『Tuttosport』からの情報として伝えている。

それによれば、全てのクラブが25人の登録メンバーを提示する必要があるという。そのなかには、ユース上がりのホームグロウン選手が4名、さらにセリエAで最低数年間プレーしたことのある選手が4名含まれていなければならないそう。

なお、『gazzettaworld』では、8人に内訳が若干異なる。それによると、自クラブのプリマヴェーラで育った選手が4人、16~25歳の間にイタリアのクラブのプリマヴェーラに(最低?)3年間在籍していた選手が4人とされている。

つまり25人中8人については、制限がかけられている形。ただ、この8人はイタリア人でなくても問題はないそう。そして、この新たな制度はイタリア人選手の発掘と外国人選手の氾濫を防ぐために導入されたとのこと。

そんななか、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタCEOが異を唱えたようだ。

ジュゼッペ・マロッタ(ユヴェントスCEO)

「スペクタルに相反するルールだ。

我々は自らのリーグを再活性化しようとしている。だが、こういうルールが適用された。非常識だ。

このルールはひどくネガティブなものだ。スペクタクルを制限するからさ」

UEFAでも同様のホームグロウンルールが採用されているため、ユヴェントスはブラジル人MFエルナネスをCLメンバーから外さなくてはならないかもしれないとのこと。

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