3月23日、イングランドサッカー協会(The FA)会長を務めるグレッグ・ダイク氏は、外国人の保有数を削減するための新ホームグロウン制度案を概説した。

2013年からFAの会長を務めているグレッグ・ダイク氏は以前から国内の選手を強化するための施策を行うと明言しており、今回はさらに具体的なルール変更がなされた形となる。

なお、新たなホームグロウン制度の内容は以下の通り。

  • ホームグロウンで登録される選手は、国籍に関わらず18歳の誕生日までに3年間イングランド協会、あるいはウェールズ協会に登録されたクラブに所属していなければならない。
  • トップチームの最大登録人数25名のうち、少なくとも12名がホームグロウン・プレイヤーでならなくてはならない。
  • 最低2名のホームグロウン・プレイヤーは、国籍にかかわらず18歳の誕生日まで3年間そのクラブに所属した者でなくてはならない。

現在の制度では、21歳までに3年間英国でプレーしていればホームグロウンの資格を保有できる。

FIFAによって18歳以下の国外移籍は原則的に禁止されているため、それが3年間早まることによって、ホームグロウンは基本的に英国出身の選手が大半を占めることになる。

ホームグロウン・プレイヤーの登録数については、2016年から4年間で段階的に8から12へと増加される形となる。これによって外国人選手は実質的に13名が最大登録数となる。

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