12月16日、ロシア・プレミアリーグは「2015-16シーズンから外国人選手を削減するという案が承認された」と公式発表した。

最大25名の登録、そのうち外国人選手は10名以下に制限され、地元ロシア国籍の選手が15名以上必要となる。その一方で、これまで設定されていた同時起用制限については撤廃された。

なお、二部にあたるファーストディヴィジョンでは2015-16シーズンから外国人登録数が5名以下、同時起用3名以下というレギュレーションとなる。プレミアから降格したチームについては1年間の猶予が与えられる。

また、若手の育成を促進させるため、プレミアリーグに所属する全クラブに対して予算の1%以上を子供たちのスポーツ学校に投資しなければならないというルールも制定された。

ロシアリーグはこれまでピッチに4名のロシア人選手を起用していればいいという条件であったため、非常に外国人が多い状況になっていた。現状外国人選手の登録が10名以下のチームはルビン・カザン、トルペド、ウラル、アルセナルの4クラブのみである。

ただし、同時起用制限が解除されたため、プレーできるロシア人選手の人数が実質増加するかどうかはかなり疑わしいところもある。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介