今月24日、イタリア中部でマグニチュード6.2の地震が発生。これまでに250人以上の方が亡くなるなど甚大な被害が出ており、マッテオ・レンツィ首相が非常事態宣言を出す事態にもなっている。

そんななか、ミランに所属する本田圭佑は、「少しでも気持ちを届けたいという想いでイタリア赤十字に€20,000寄付させてもらいます。亡くなった方々、そして家族の方々には心からお悔やみ申し上げます。」などというメッセージをInstagram上で発信した。

メッセージ全文は以下の通り。

上記の写真のようにイタリア中部でマグニチュード6.2の巨大地震により、現在の情報では少なくとも247名が亡くなり、負傷者が数百名にもなるという最悪な状況です。

無力ではありますが、人として心を痛めてるのと現場の人達に頑張ってほしいという想いだけは持っています。

少しでも気持ちを届けたいという想いでイタリア赤十字に€20,000寄付させてもらいます。亡くなった方々、そして家族の方々には心からお悔やみ申し上げます。

今後こういう被害を減らしていく為に2つ伝えたい。1つ目は我々の国、日本も地震が多い国です。建物はそれに対応するべくとても頑丈です。

日本の技術を導入してはどうでしょうか?2つ目は地震を予期できる装置を発明するべき。その為に世界の最高なエンジニア達を集めたいと考えています。

長年解明できていない地震について研究をし続けている世界のエンジニアの方々、もしくは関係者の方々はコンタクトをしてきてください。全力でサポートさせて頂きます。

そして、この本田の行為はイタリアメディア『Sky Sport』でも伝えられていた。

日本は恒常的に地震の影響を受けているため、こういった問題に対しては非常に敏感であるとし、日本出身の本田が2万ユーロ(227.4万円)の寄付を行ったなどとしている。また、被災者へ寄り添う気落ちや、日本における地震研究などについて綴った手紙は感動的だとも伝えていた。

同様に本田の行動について伝えていた『sportmediaset』によれば、インテルもクラブとして20万ユーロ(2274万円)を寄付するほか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長も同様の意思を示しているという。

また、ユヴェントスに所属するドイツ代表MFサミ・ケディラも今回の地震の被災者に2万ユーロを寄付することと、自らのユニフォームをチャリティオークションに掛けることをInstagram上で発表している。

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