『Secolo XIX』は「元イタリア代表MFアントニオ・カッサーノの代理人は、サンプドリアに残ることを明言した」と報じた。
昨年パルマを退団したあと、古巣のサンプドリアに入団したカッサーノ。2年の契約を結んでいたが、5月のジェノア戦敗北後にクラブ幹部と口論したと伝えられた。
それに激怒したマッシモ・フェレロ会長はカッサーノをチームから追放し、トップチームの選手と同じドレッシングルームやシャワーを使うことも禁じられているとのことである。今季に向けてのメンバーにも入っておらず、実際に背番号も与えられていない。
フェレロ会長はかつて『Rai』に対して以下のように話し、その対立の存在を明かすとともに、6月の段階でチームから放出していると明言している。
マッシモ・フェレロ
「私は6月にカッサーノを放出した。モンテッラがコーチでなくなるなら、彼は去ると言われている。
彼は『プリンス』カッサーノだ。サンプドリアは被害者だ。彼が私の元に来て、サンプドリアに戻してくれてありがとうございます、とお礼を言ってくれることを期待しているよ。
今、彼はここを去るべきだ。セリエBの他のチームを助けるべきだ。一部に昇格したいチームを。それはまったく不名誉なことではない」
しかし、カッサーノの代理人を務めているベッペ・ボッツォは以下のように話し、そのような事実はないこと、サンプドリアを退団する意思がないことを明かしている。
ベッペ・ボッツォ
「私は明確にしておきたい。カッサーノは、モンテッラ監督が辞めるのであれば退団すると言ったことはない。彼はこのチームで8番手であることにも何の問題もない。
サンプドリアへの彼の愛は、他のサッカーへの気持ちを超えるものがあるのだ。彼はすでに中国とメキシコから来た高額のオファーを断った。なぜなら、彼はサンプドリアに残りたいからだ。
マッシモ・フェレロには手に持っている斧を下ろすことをお勧めしたい。なぜなら、ここに戦争は存在しないからだ。我々はサンプドリアにとって良いことに集中する必要がある。論争ではなくね。
彼はこのチームに入りたいと要求していない。ただ練習を続けたいのだ。彼の夢はサンプドリアに戻ることであり、その選択は排他的なものなのだ」