『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのパレルモは、マリオ・バロテッリの獲得に関心を寄せている」と報じた。
昨季ACミランへのレンタルで活躍できず、今季はリヴァプールに戻っているバロテッリ。ところが、ユルゲン・クロップ監督からはすでに戦力外の扱いであることを通告されており、トップチームの練習にも参加できていない。
ミーノ・ライオラ代理人は数々のチームに売り込みをかけているようだが、これまでトルコのベシクタシュやオランダのアヤックス、他にもキエーヴォなどが彼の獲得を断念。先日は「お隣さん」であるエヴァートンやニース、シオン(スイス)という話も浮上した。
[Qoly] バロテッリ、移籍先候補が急浮上!ELに出場も? https://t.co/UzMNDUXJiG
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月26日
そして今回は、マリオ・バロテッリの生まれ故郷であるシチリア島のパレルモである。副会長を務めているグリエルモ・ミッチーチェ氏が自らバロテッリへの関心を認め、オファーを送ったと語ったのだ。
ただし、パレルモはバロテッリの現在の年俸580万ユーロ(およそ6.5億円)は全く手が出せないものであり、それを70~100万ユーロ(およそ0.8~1.1億円)のみ負担するという提示なのだそうだ。
さらに、マーケットでの状況を考え、その期限は29日いっぱい。それまでにバロテッリが移籍を受け入れない場合、サッスオーロのFWディエゴ・ファルシネッリにターゲットを変更するとのことだ。
ちなみにパレルモは現在広州恒大との契約を解除した元イタリア代表MFアレッサンドロ・ディアマンティにも接近していると言われている。