『Le 10 Sports』は「フランス代表FWオリヴィエ・ジルーは、代表での同僚ムサ・シソコをアーセナルに誘っていた」と報じた。
ニューカッスル・ユナイテッドが昨季降格してしまったため、今夏のマーケットで去就が注目されていたムサ・シソコ。昔からアーセナルのファンであることを明かしていた彼であるが、なんと最終的にはノースロンドンのライバルであるトッテナムに加入した。
3000万ポンドとかなり高額な移籍金が動いたものの、経験がやや乏しいと言われていたトッテナムにとっては非常に大きな補強になった。
代表での同僚であるオリヴィエ・ジルーは以下のように話し、彼をアーセナルに引き入れようとしていたことを明かすとともに、トッテナムに行ったことは自分たちにとって厳しいものだと示唆した。
オリヴィエ・ジルー
「僕は彼に『アーセナルを再優先にするべき』と言ったんだ。信じがたい結末だったのは本当だね。彼は自分が何をしようとしているのかわかっていなかった。
彼にとってはいいことだ。彼にとっては本当に長い月だったと思うよ。最後の最後まで何が起こるかわからない中で、こうなったのはいいことだろう。彼にとっては。
トッテナムはこのリーグで素晴らしいチームだ。明らかに、EURO2016で彼が良いパフォーマンスを見せた後、誰もが求めていた。彼がプレミアリーグに戻ってくることを。
トッテナムは今季トロフィーを獲得するチャンスがある。我々と対戦するとき、彼の調子が悪いことを願っているよ」