テニスの四大大会のひとつ全米オープン準々決勝、錦織圭はアンディ・マレーをフルセットの末に下して2年ぶりとなる準決勝進出を決めた。

その準決勝の相手はスタン・ワウリンカ(バブリンカ)に決定、日本時間10日(土)に行われる一戦は大きな注目を集めるはずだ。

さてテニス界にはサッカー好きの選手も少なくないが、テニス経験者であるサッカー選手もまた存在する。トッテナムで活躍するフランス代表守護神ウーゴ・ロリスもそのひとりだ。

『the guardian』や『the sun』、『le parisien』に対してかつて彼が明かした話を振り返ってみる。

父と祖父がテニス好きだったことで、歩き始める頃にはラケットを手にしていたという。またピート・サンプラスの大ファンだったそうで、「プロになれたかは分からないけど、まだ大好きだよ」とのこと。

そして、テニスで培った能力はGKとしてプレーするうえでも活かされているようだ。

ウーゴ・ロリス(トッテナムGK)

「フットボールをやる前からテニスをやり始めていたんだ。どちらかを選ばなくてはならなかった。

テニスもいいレベルでプレーできていた。でも、それ以上になれたか否かを知るのは難しいね。

チームスポーツであるフットボールにより惹かれたんだ。テニスを楽しんでいたにせよね。

でもテニスはGKとしての僕を手助けしてくれた。同じ動きだからね、前、後、左、右、手や視覚も。

テニスと多くの類似点があるフットボールにおいて、僕はキャリアの最初から考えを持っていた。

休日にできる時はいまでもテニスをプレーしているよ」

前後左右に激しい動きが必要とされるテニスで養ったコーディネーションがあったことから、フットボールを始めた時点ですでにGKとしてのアイディアを得ていたようだ(当初はFWだったようだが)。

また、『the guardian』ではその特徴的なゴールキーピングはテニスの才能が反映されているとも。GKとして類稀なるダッシュ力を持つロリスがスルーパスに反応に飛び出す様はドロップショットに食らいつくテニス選手のようだとも伝えている。

ウーゴ・ロリス(トッテナムGK)

「フットボールはチームスポーツだけど、GKは個人的なスキルがある。

僕らは最後に位置していて、ゴールを守る。決定的なポジションだ。

多くのことが頭のなかでプレーされている。

テニスにしろフットボールにしろ、僕は苦しまされるのが大嫌いだ。

常に自分から挑もうとしている。たとえミスをしたとしてもね」

果敢なプレーも持ち味のロリス。受け身になることを好まないことから、そういったプレースタイルになったようだ。