現在、アメリカで行われているテニスの四大大会、全米オープン。

男子シングルスに出場していた錦織圭が1回戦でまさかの敗戦を喫した影響もあり日本ではそれほど話題になっていないが、大会はすでに11日目を迎えている。この日は女子シングルスは準決勝が行われ、車いす男子シングルスの準々決勝には日本が誇る最強のテニスプレーヤー国枝慎吾が登場予定だ。

さて、佳境を迎えるそんな全米オープンテニスだが、大会9日目の女子シングルス準々決勝ではこんなシーンがあった。

この日行われたのはロベルタ・ヴィンチ対クリスティーナ・ムラデノヴィッチの一戦。

1セットダウンで迎えた第2セットの第2ゲーム、ムラデノヴィッチは早くもブレークポイントを迎え反撃のチャンスが訪れていたのだが…足元に転がったテニスボールを華麗にリフティングしたのだ!

サッカー選手顔負けのボールコントロール!そして、大一番のチャンスポイントとは思えぬ余裕である…。

おそらくはヴィンチのファーストサーブがフォルトとなり(あるいはレット?)、こぼれてきたボールに反応したのだろう。

あまりの美技に、全米オープンのTwitter公式アカウントもGIFでこのシーンを紹介!

テニスでは時折このようにテニスボールを足でコントロールする選手もいるがこれほど上手く扱う女子選手はそういないかもしれない。

それにしても…

最後のコントロールにアウトサイドを使うなんてオシャレすぎ!

ムラデノヴィッチは東欧にルーツを持つフランス人選手。現在の世界ランキングは40位だが、4回戦で強敵エカチェリーナ・マカロワを倒してベスト8に進出していた。

なお、見事なリフティングを披露したこの第2セットを取ったムラデノヴィッチだったが、ファイナルセットを4-6と落とし試合には敗れている。

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