『Le Parisien』は「パリ・サンジェルマンのFWヘセ・ロドリゲスは、ベンチに座ることを望んでいないと警告した」と報じた。

今夏大きな改革が行われたパリ・サンジェルマン。ズラタン・イブラヒモヴィッチが退団したことによって、センターフォワードはエディンソン・カバーニが務めることに。

そして、そのオプションの一つとしてレアル・マドリーからヘセ・ロドリゲスが獲得された。その移籍金は2100万ポンド(およそ28.1億円)とかなり高額で、期待の大きさを感じさせるものになっている。

ところが、彼は虫垂炎にかかってしまったこともあって出遅れており、ここまでスタメンはわずか1試合のみ。若いジャン=ケヴィン・オーギュスタンも使える目処が立っているため、ヘセの重要性は決して高くはなっていない。

ヘセ・ロドリゲスはインタビューに対して以下のように話し、自分はベンチに座るためにやってきたわけではないと語った。

ヘセ・ロドリゲス

「カバーニは素晴らしい選手だ。しかし、僕はサブの選手ではない。

我々はチームの中でポジションを奪うために戦わなければならない。毎試合プレーするという野望を持ってここへやってきた。PSGには素晴らしい選手がいると知っていてもね。

僕は個性を持っている。そして早い進歩を見せたい。自分の成長にかかっている。スタメンでプレーするという野望が叶うかどうかは。

今シーズンが終わった時点での目標を言うとすれば、それは10ゴールだと伝えるね」

昨季はズラタン・イブラヒモヴィッチの存在があったことでエディンソン・カバーニがサイドに配置され、それによって不満を溜めているという噂があった。

今季はカバーニが中央に入ったことによって逆にヘセ・ロドリゲスが追いやられており、またも激しい競争が行われているようだ。

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