約1ヵ月間のブレイクを挟み再開されたJ3リーグ。
先週末に行われた第21節のグルージャ盛岡対FC東京U-23戦は1-1の痛み分けで終了したのだが、試合終了間際に怒涛の“せめぎ合い”が待っていた!
1-1で迎えた83分、FC東京U-23は盛岡のコーナーキックをクリアし、ここから平岡翼が抜け出しカウンターに!
下位に沈む東京としては是が非でも勝ち越しゴールがほしかっただけに、平岡は対峙していた鈴木達也を抜ききる前にシュートを放つ!しかし、これは相手GK土井康平の正面に飛びゴールにはならず。
すると、これをキャッチした土井は素早くスローインしリスタート!
前がかりになっていた東京に対し盛岡は“逆カウンター”を仕掛け、ロングパスに梅内和磨が抜け出しGKと一対一に。しかし、これは東京GK圍謙太朗に防がれてしまい、やはり得点には結びつかなかった。
80分を過ぎていたということで両チームの選手は疲労が溜まっていたに違いないが、試合の終盤に生まれたアグレッシブなサッカーに、いわぎんスタジアムに集まった1102人も胸を打たれたはずだ。