14日、ウェリントン・フェニックスは「ニュージーランド代表FWアレックス・ルーファーとの契約を2年延長した」と発表した。
アレックス・ルーファーは1996年生まれの20歳。かつてのニュージーランド代表MFシェイン・ルーファーの息子であり、そして元ジェフ市原のFWウィントン・ルーファーの甥でもある。
2015年6月にはU-20ワールドカップに出場し、その3ヶ月後にはフル代表でも出場を果たすなど早い進歩を遂げていたものの、12月に選手生命を脅かすような怪我に見舞われた。
チーム・ウェリントンとの試合を前にした練習において、右足の脛と足首を同時に骨折するという大怪我を負ってしまったのである。
元市原FWの甥、重度の骨折にも… https://t.co/zogzPRxyGF pic.twitter.com/UcD6T0YWwj
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年1月10日
今年がウェリントン・フェニックスとの契約最終年度ということもあって、ルーファーのプロサッカー選手としてのキャリア自体も厳しいのではないかとも考えられた。
しかし最終的にはウェリントン・フェニックスがリハビリ中の彼に2年の契約を手渡すことを決断。トレーニングに戻るための厳しい努力が評価された形になった。
現在Aリーグの開幕に向けたプレシーズンのキャンプを行っているウェリントン・フェニックスは、今後の親善試合で彼を起用していく方針を示している。
アレックス・ルーファー
「怪我をした日はとても悲しかった。非常に落ち込んでいたよ。僕はずっとプロサッカー選手になることだけ求めていた。ネガティブな考えが頭をもたげてきた。
ただ、再びいい雰囲気を感じるために歩き始め、僕はキャリアを終わらせたくはないと決断できた。少なくとも12ヶ月は必要だと言っていたが、9ヶ月と5日で再びプレーできる」