シティとの試合が延期になったことで、ボルシアMGのファンの中には仕事を休むことにした人もきっといたはず。そうした現状を知り、クラブの公式が会社に向けた休暇申請書を用意したというわけだ。
Borussia have left these letters on the seats their fans will use 😉 pic.twitter.com/4K7LopSr8T
— Ian Cheeseman (@IanCheeseman) 2016年9月14日
英国『BBC Radio』の記者によれば、英語版も用意されていたんだとか。
この書類は、「親愛なる上司さまへ」という冒頭のメッセージから始まる。
そして、スポーツダイレクターを務めるマックス・エバールの名前で「あなたの部下はUEFAチャンピオンズリーグにおいてボルシアMGを応援するという重要な義務を果たすためにマンチェスターに滞在しているため、残念ながらこの木曜日に出社することができません」といったような文言が書かれている。
ツイートの注意書きにもあるように、もちろんこの申請書は実際のビジネスシーンでは何の影響力も持たない。
しかし、ユーモアを交えてクラブなりの誠意をサポーターに示したわけだ。このセンスにやられて、思わず休暇を認めちゃう上司もいたりして?
なお、14日には天候も回復。セルヒオ・アグエロのハットトリックもあり、シティが4-0と大勝している。
Danke für euren Support 👏🏻👏🏻👏🏻 Kommt gut nach Hause. #MCFCBMG #UCL #Fohlenelf pic.twitter.com/p6E2Wb4E47
— Borussia (@borussia) 2016年9月14日
この日の観客動員数は3万217。
さすがに平日の延期試合ということでエティハド・スタジアムは半分ほどしか埋まらなかったが、ボルシアMGのサポーターの姿もあった。