『Mirror』は「トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールは、リヨンに対して怒りを抱いている」と報じた。
昨季限りでクリスタル・パレスとの契約が満了となり、現在はフリーエージェントの立場となっているアデバヨール。
彼は先日からアレクサンドル・ラカゼットを怪我で失うことになったリヨンへの加入が噂されており、すでに交渉は合意に至っていると伝えられた。実際、金曜日にアデバヨールはリヨンを訪れ、最後の会談に望んでいたのである。
ところが、最終的にリヨンはこの契約を結ぶことを断念。その理由は、アデバヨールが1月~2月にアフリカネイションズカップに出場することを諦めなかったからだと伝えられている。
それを受けてアデバヨールは以下のように話し、その理由は嘘であると怒りをにじませた。
エマニュエル・アデバヨール
「彼らがそれを言ったのか?馬鹿げているね。彼らはトーゴが予選突破してから僕を探しに来たんだよ。アフリカネイションズカップに行くつもりであるのは知っていたはずだ。
もし彼らがそんな言い訳を探し続けるなら、自殺行為だよ。僕はトーゴのキャプテンであるし、それを断念するということがどのようなことなのか。
もしフランス人がEUROでプレーするのを拒否したらどうなのか。理解すべきだよ。
リヨンはクロード・ルロワ(トーゴ代表監督)とも話していたし、ディレクターは何か特別なことを求めなかった。それは我々が合意に至った時の状況ではあり得ない。
ルロワが昨日の朝、テレビで僕の交渉破棄を教えてくれたんだよ。そして代理人に電話して、それを確認した。
もしブルーノ・ジェネシオ(リヨン監督)が僕を求めていなかったのなら、とんでもない言い訳を探している理由はそれなんだろう」