昨シーズン、プレミアリーグ制覇を果たしたレスター・シティ。
そんなレスターはシーズンを通して3つの黒星を喫したが、そのうち2敗はアーセナルであった。
なかでも印象的だったのは、2月14日にエミレーツ・スタジアムで行われた一戦。
試合はダニー・ウェルベックが後半アディショナルタイムに決勝ゴールをあげ、土壇場の状況でレスターは勝ち点を取りこぼしてしまった。
そんなこのゲームでは敗戦が、レスターの選手たちに優勝をより意識させたのかもしれない。
DFロベルト・フートはこの日の試合後、血が沸き立つような思いをしたという。
Robert Huth reveals Arsenal's dressing room selfies fired up Leicester to win the title https://t.co/yQZktUBhuO pic.twitter.com/lxAjqW045x
— Indy Football (@IndyFootball) 2016年9月19日
英国『Independent』によれば、フートにはどうしても我慢できないことがあったのだそうだ。
コメントは以下の通り。
ロベルト・フート(レスター)
「私にとってのキーポイントは、アーセナルに敗れた時だった。
首位に立っているのは私たちだというのに、アーセナルは誰もが祝いセルフィーまでしていた。
何人かのやつらはその写真をアップしていたけど、それが頭にきたんだ。
そのことが次の数試合で我々に特別なモチベーションを与えたんだ」
ドイツ出身でありながら、チェルシーでプロデビューを飾ったフート。そういうことも関係してか、アーセナル選手のセルフィー写真に怒りの感情を持ったらしい。
そんなレスターだが、このアーセナル戦後は12試合無敗。結果的に見事リーグ優勝を果たした。