昨シーズン、プレミアリーグ制覇を果たしたレスター・シティ。

そんなレスターはシーズンを通して3つの黒星を喫したが、そのうち2敗はアーセナルであった。

なかでも印象的だったのは、2月14日にエミレーツ・スタジアムで行われた一戦。

試合はダニー・ウェルベックが後半アディショナルタイムに決勝ゴールをあげ、土壇場の状況でレスターは勝ち点を取りこぼしてしまった。

そんなこのゲームでは敗戦が、レスターの選手たちに優勝をより意識させたのかもしれない。

DFロベルト・フートはこの日の試合後、血が沸き立つような思いをしたという。

英国『Independent』によれば、フートにはどうしても我慢できないことがあったのだそうだ。

コメントは以下の通り。

ロベルト・フート(レスター)

「私にとってのキーポイントは、アーセナルに敗れた時だった。

首位に立っているのは私たちだというのに、アーセナルは誰もが祝いセルフィーまでしていた。

何人かのやつらはその写真をアップしていたけど、それが頭にきたんだ。

そのことが次の数試合で我々に特別なモチベーションを与えたんだ」

ドイツ出身でありながら、チェルシーでプロデビューを飾ったフート。そういうことも関係してか、アーセナル選手のセルフィー写真に怒りの感情を持ったらしい。

そんなレスターだが、このアーセナル戦後は12試合無敗。結果的に見事リーグ優勝を果たした。

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