先週末に行われたアーセナル戦を2-5と落とし、今シーズンのリーグ戦で初めて黒星を喫したレスター。
とはいえ、7試合を終えての勝ち点12は暫定ながら7位であり、この結果に悲観する必要はないだろう。頭と心をリフレッシュし、選手たちは週末のノリッジ戦に臨むことになる。
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— Leicester City (@LCFC) 2015, 9月 26
さて、そんなレスターのYoutubeチャンネルでは、"Tunnel Cam"と題し選手たちがスタジアムに到着した際や試合前、試合後のトンネルでの様子を映像で紹介している。
先日行われたアーセナル戦の様子も早速公開されているのだが、試合後の映像の中にこんなシーンがあった。
試合に敗れたということで、やはりどこか暗い表情でロッカールームへと引き上げて行くレスターの選手たち。
しかし、レスターの背番号6、かつてチェルシーやミドルズブラ、ストークなどに在籍したロベルト・フートはカメラを背にして誰かを待っていた。
ドイツ代表DFとして2006年ワールドカップに出場するなど、日本のファンにもお馴染みのフート。待っていた相手は…
アーセナルDFで、この日キャプテンマークを巻いて先発出場していたペア・メルテザッカーだ。
フートとメルテザッカーは同じドイツ国籍であり、ともに1984年生まれである。両選手はドイツ代表でも一緒にプレーしており、2005年にドイツで開催されたコンフェデレーションズカップではセンターバックでコンビを組んでチームの3位に貢献している。
試合に敗れシーズン初の黒星を喫したといえ、ホイッスルを境にこうした交流が生まれのもサッカーの良いところ。お互いの健闘を称え談笑し、最後はユニフォームを好感して互いのロッカールームへと引き上げていった。