プレミアリーグ5節時点で、2位につけるレスター・シティ。

そのレスターに今季から加わった岡崎慎司らの話題を地元『leicester mercury』が伝えていた。

それによれば、岡崎とDFロベルト・フートはこの夏にプレミアリーグへ新加入した選手において、ある指標でトップ10に入っているという(フートは昨季途中にストークからローン、今季から完全移籍)。

この夏、プレミアリーグのクラブが選手獲得に費やした移籍金の総額は8.7億ポンド(1615.6億円)。これはヨーロッパにおいて、2番目に多い資金を投下したセリエAの4.05億ポンド(752.1億円)の2倍以上にあたる莫大な金額である。

ケヴィン・デ・ブライネやラヒーム・スターリング、アントニ・マルシャル、クリスティアン・ベンテケなど巨額の移籍金によって引き抜かれた選手たちもいる。

そんななか、プレミアリーグの公式スポンサーであるEA Sprotsによる『EA Sports Player Performance Index』によれば、岡崎は新加入選手のなかで現時点でトップ10に入るレーティングを叩き出しているという。これはチームの成功に対する貢献度を6つの指標で算出したものだそう。それは、勝利をもたらしたパフォーマンス、ピッチ上のパフォーマンス、出場数、ゴール、アシスト、クリーンシート。

現時点でトップ10にランクされているのは以下の選手たちになるそう。

1位 MFディミトリ・パイェット(マルセイユ→ウェストハム):移籍金1050万ポンド=19.4億円
2位 FWバカリ・サコ(ウォルヴァーハンプトン→クリスタル・パレス):移籍金なし
3位 MFラヒーム・スターリング(リヴァプール→シティ):移籍金4900万ポンド=90.9億円
4位 FWアンドレ・アユー(マルセイユ→スウォンジー):移籍金なし
5位 MFヨアン・キャバイ(PSG→クリスタル・パレス):移籍金970万ポンド=18億円
6位 FWクリスティアン・ベンテケ(アストン・ヴィラ→リヴァプール):移籍金3250万ポンド=60億円
7位 GKアレックス・マッカーシー(QPR→クリスタル・パレス):移籍金340万ポンド=6.3億円
8位 FW岡崎慎司(マインツ→レスター):移籍金770万ポンド=14.2億円
9位 DFロベルト・フート(ストーク→レスター完全):移籍金290万ポンド=5.3億円
10位 GKペトル・チェフ(チェルシー→アーセナル)移籍金なし*

(*同紙では移籍金ゼロとなっているが、980万ポンド=18.1億円というのが通説のはず)

岡崎は5試合に出場し、ウェストハム戦でのゴールで勝利に貢献している。パレス勢の多さも目立つが、5試合で3ゴールとすでに絶大な存在感を見せているウェストハムMFパイェットは納得の1位だろうか。

デ・ブライネやマルシャルの名前がないが、彼らは移籍市場締切間際にやってきたため、出場がまだ1試合のみ。つまり、このランキングはあくまで5節時点でのもので、今後どんどんと変動があることだろう。

岡崎にしてもアストン・ヴィラ戦では途中交代となっており、大逆転勝利には貢献できなかった。当然期すものがあるはずだ。今夜のストーク戦での活躍に期待しよう。

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