ユルゲン・クロップ
(サイドバックについて)
「ユルゲン・クロップのサイドバックはこの数年で変化してきた。しかし、今のサイドバックというポジションは、よりミッドフィルダーに近づいている。
彼らは敵陣でプレーしなければならないし、高い位置が求められる。彼らはときにウインガーやセンターハーフにならなければならない」
(どうやって監督になった?)
「ドイツで2部リーグの選手であれば、十分なお金は稼げない。私は世界で最も賢い男ではないが、愚かな男でもない。したがって、他の道でもまともなキャリアは歩めただろう。しかし、それらはわからない分野だ。
もし誰かが私にコーチングのチャンスを与えてくれれば、プレーするよりは良くなるだろうということは分かっていたよ」
(誰の影響を受けた?)
「ヴォルフガング・フランク(元マインツ監督、2013年に死去)をあげたい。残念ながら、彼はあまりにも早く亡くなってしまった。
彼は4-4-2をチームに持ち込み、組織を改善した。我々は凡庸なチームで、お金も十分ではなかった。しかし、個々の能力がより高い相手にも勝てると学んだんだ。
我々にとっては、それは目を見張るものだったし、監督になってからの数年間は彼から学んだことが大いに役立った。
多くの選手にとって完璧なロールモデルであった。門下生の多くが世界中で指導者になっている。
彼はいつも言っていたんだ。『私が老いたとき、君たちの話を聞かせてくれよ』と。我々は彼に幾つかのエピソードを届けられるよ」
クロップ監督、選手時代と「恩師」を語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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