インドで開催されているAFC U-16選手権。
久保建英の活躍もありグループステージを3連勝で勝ち抜けていた日本代表は、先日行われたUAEとの準々決勝を1-0と勝利。これによって、来年行われるU-17ワールドカップへの出場権を手中に収めていた。
そして29日、当世代では「最強」との見方もあるイラクとの準決勝に臨んだ。先発メンバーは以下の通り。
GK:谷 晃生(ガンバ大阪ユース)
DF:瀬古 歩夢(セレッソ大阪U-18)
DF:菅原 由勢(名古屋グランパスU18)
DF:菊地 健太(JFAアカデミー福島U18)
MF:平川 怜(FC東京U-18)
MF:喜田 陽(セレッソ大阪U-18)
MF:鈴木 冬一(セレッソ大阪U-18)
MF:福岡 慎平(京都サンガF.C. U-18)
MF:谷本 駿介(セレッソ大阪U-18)
FW:宮代 大聖(川崎フロンターレU-18)
FW:山田 寛人(セレッソ大阪U-18)
連戦の疲れや暑さからコンディションを落としている選手が少なくないようで、森山佳郎監督は先日のUAE戦から3人の選手を変更。
強豪相手に一時は1-2と逆転したのだが、その勝ち越しゴールが技ありだったのでご紹介。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
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42分、日本は素早いパス交換からFW山田寛人が抜け出し、中へとカットイン。すると裏へ走り込んでいたFW宮代大聖へ絶妙なスルーパスを送る。
GKと一対一になった宮代がこれを流し込むかに思われたのだが、ボールはそのままファーサイドへ…。鋭いスルーパスがそのままゴールラインを割り、日本は2-1とリードを広げた。
しかし、その後はDF瀬古歩夢の退場やGK谷晃生の判断ミスなども響き、日本は2-4で敗れ準決勝敗退に。日本はこれで帰国の途につくが、この悔しさを糧に、来年は世界大会で暴れてほしいものだ。
なお、準決勝に勝利した2チームはイランとイラク。因縁の決勝は10月2日に行われる。