スペイン代表は今月行われるW杯予選に向けた招集メンバー23名を発表した。

8年間も指揮を執ったビセンテ・デル・ボスケが今夏のEURO敗退後に退任し、フレン・ロペテギ監督が就任したスペイン。今回のメンバーにはレアル・マドリーでレギュラーを掴めていないイスコやナチョが選ばれたことが話題にもなっている。

そんななか、『Marca』では“前政権”ではアンタッチャブルだった4選手が代表から落選したと伝えている。それは、イケル・カシージャス、セスク・ファブレガス、ペドロ、フアンフランの4人。

35歳になったカシージャスの代表キャリアはほぼ終わったと見られている。これまで守護神としてキャプテンとしてチームを支えてきたが、今EUROではデル・ボスケともケンカ別れのような形になってしまった。

セスクとペドロについては、チェルシーでの序列が下がりつつある。特にこれまで絶対的な司令塔だったセスクは今季になって控えに降格してしまった。

一方、31歳のフアンフランは今もアトレティコの右SBのレギュラーだ。ただ、指揮官はダニ・カルバハルとセルジ・ロベルトを選んでおり、このあたりは独自色とも言えるかもしれない。

なお、セスクが選外になった理由について、ロペテギ監督はこう述べている。

フレン・ロペテギ(スペイン代表監督)

「彼(セスク)にチェルシーでもう少しプレーして欲しいのは事実だ。だが、我々が好む多くの選手がいて、全員を呼ぶことはできない」

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