サッカー選手にとって、背番号「10」は特別なナンバーだ。

『背番号「10」の系譜』というこのシリーズでは、特定のクラブチームで10番を背負ったレジェンドたちを順番に紹介していく。

なお、紹介するのは現在から遡って6人目までの選手。今回はインテル編だ。

クラレンス・セードルフ(MF)

【インテルでの背番号の変遷】
#14:1999 - 2000年
#10:2000 - 2002年

ミラン時代の印象が強いセードルフだが、ミランの前に在籍していたのがインテルだ。1999年、レアル・マドリーから移籍してくると、翌年にはインテルのエースナンバーを受け継いだ。インテル時代にはタイトルを手にすることはできなかったが、とにかくミドルシュートが冴え、ユヴェントス戦で決めた一撃は語り草に。ミランとインテルの両方で10番をつけた希少な選手だ。

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