2010年ワールドカップではドイツ代表メンバーに選ばれ、2006-07シーズンにはアルミン・フェー監督の下、シュトゥットガルトでブンデスリーガ制覇を経験したFWカカウ。

2014年から2015年にかけてはセレッソ大阪でもプレーしたが、このほど現役引退を決意したようだ。

ドイツ『BILD』が伝えている。

ジェロニモ・バレート・クラウデミール、通称カカウは1981年3月27日生まれの35歳。

身体能力や意外性のあるテクニック、ゴール前での落ち着きなどを兼ね備える一流のアタッカーでありながら、チームのために身を粉にして戦うハードワーカーだ。そのプレースタイルは、ブラジル出身であることから「ドイツ人よりもドイツ人らしい」と形容された。

そんなカカウは2015年にセレッソ大阪を退団し、「難しい状況にあるチームを助けるため」という男前な理由から3部リーグに在籍するシュトゥットガルトⅡに復帰。昨シーズンは9試合に出場し、3ゴールをあげていた。

この夏にはチームを離れておりフリーの状態が続いていたのだが、『BILD』に対して現役引退の意向を話したという。

カカウによれば、この夏下部リーグのクラブや海外のチームからオファーがあったのだが、家族とともに過ごすことを選択したそう。

今後は指導者ライセンスの講習を受けることになっているようだ。

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