2018年ワールドカップに向けた欧州予選が行われた10月のインターナショナルマッチウィーク。
12日、オスロで行われたノルウェー対サンマリノ戦では歴史的なゴールが生まれた。
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ノルウェーが1-0とリードし迎えた後半、ゴール前でフリーとなったFWマッティア・ステファネッリが豪快なシュートを突き刺し、サンマリノが同点に追いついたのだ。
試合は30分以上残っていたのだが、このゴールにサンマリノ選手たちは総出となり喜びを爆発させた。
それもそのはず。
サンマリノにとってワールドカップ予選のアウェイゲームでゴールを奪うのは、2001年以来、実に15年ぶりのことであったのだ。
Defeated San Marino were just 13 minutes away from a first away point in a European WC qualifier since 2001! pic.twitter.com/vtOHTnbC3F
— European Qualifiers (@EuroQualifiers) 2016年10月11日
サンマリノのFIFAランキングは201位。
これはFIFAに加盟する209チームのうち下から9番目の数字である。
ヨーロッパの中でも実力はかなり下の方で、EUROやワールドカップに向けた予選ではほとんどを全敗で終えている。
そんな格下であるサンマリノからゴール奪われ、よほどショックだったのだろうか。ノルウェーのTV中継ブースが見せた表情が話題だ。
VGTV Norway's reaction when San Marino equalizes... pic.twitter.com/Rnt9ixsQWI
— VGTVsport (@VGTVsport) 2016年10月11日
頭に手をやり、全員が絶叫!まさに「オーマイガー」な感じだ。
ノルウェーのFIFAランキングは現在70位であり、サンマリノとは順位が131も開いている。
それだけに、ショックも大きかったのだろう。失点直後、スタッフの一人がフロアーの電気を消し、画面は一時真っ暗に。要は、「もうおしまい。帰ろう」といったニュアンスの演出であったようだ。