『GRUP14』は「元フランス代表DFエリック・アビダルは、クリスティアーノ・ロナウドが怪我をしたからポルトガルが優勝できたと話した」と報じた。
今夏行われたEURO2016。地元開催のフランスは決勝まで勝ち上がるも、最後にポルトガルの前に屈した。
その試合中にはポルトガルのスーパーエースであるクリスティアーノ・ロナウドが怪我をして交代するも、延長線で途中出場のエデルが決勝点をあげた。
アビダルはその試合について以下のように話し、ロナウドがいなくなったことによってポルトガルはむしろ楽になったと語った。
エリック・アビダル
「UEFAのようなカテゴリでは多くのものが違ってくる。いろいろなチャンスがある。
しかし、今ポルトガルを見てみれば、『いいプレーはするな、勝つだけでいい』という感じだね。PKであろうがなんだろうが、勝たなければならない。そうすれば、大会で戦い続けられる。
これは競争であり、正しいメンタリティを持たなければならない。フランスは良い戦いをしていたが、アンラッキーだった。もしジニャックがゴールを決めていれば、我々にトロフィーが来ていた。
クリスティアーノ・ロナウドが交代した。なぜなら、彼は怪我をしたからだ。
そして、それはフランスにとっては問題だったし、ポルトガルにとってはアドバンテージだったね(笑)
ポルトガルはロナウドがいなくなったことでよりリラックスできた。
選手たちは通常ロナウドのためにプレーしているが、いなくなったことでチームのスピリットが変わったんだ。そこにもうストレスはなかった。
しかしフランスにとっては、それはショックだった。ロナウドがピッチにいない。もっと戦わなければならなくなった。
ポルトガルの誰がゴールを決めたか見てみればいい。あそこまでプレーしていなかった選手だ」