『O Jogo』は「ベンフィカのポルトガル代表DFネウソン・セメドに対し、マンチェスター・ユナイテッドとエヴァートンが獲得に動いている」と報じた。
ネウソン・カブラウ・セメド、通称『ネウシーニョ』は1993年生まれの22歳。シントレンセから2012年にベンフィカへ加入し、昨年ファーストチームに昇格してきたDFである。
マキシ・ペレイラが退団した右サイドバックのポジションで起用され、デビューから間もない2015年10月にフル代表の招集を受けるなど高く評価された。
その後怪我で長期の離脱も経験することになるが、今季はすでに9試合に出場するなど、中心的な存在になっている。
高い身体能力と攻撃力を備えたサイドバックとして、ポルトガルの中でも最も期待される若手選手の一人と言える。
マンチェスター・ユナイテッドは、1月に退団の噂があるイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの後釜として彼を狙っていると言われている。
また、今季イラン人富豪ファルハド・モシーリ氏がオーナーになったエヴァートンも、彼の状況を逐一確認しているとのことだ。
ベンフィカは彼の価格を4000万ポンド(およそ51億円)に設定していると言われており、プレミアリーグの列強ならば支払えないものではない。