プレミアリーグ第10節、マンチェスター・ユナイテッドはホームでのバーンリー戦に0-0で引き分けた。

ユナイテッドは後半途中にMFアンデル・エレーラが退場になったものの、ポゼッション72%と相手を圧倒し、シュート37本(枠内11本)を放ちながら1点が遠かった。

そして、ユナイテッドのシュートを全て阻んだのは、バーンリーGKトム・ヒートン。イングランド代表でもある30歳の守護神は、『BBC』がMan of the matchに選ぶほどの圧巻のプレーを見せつけた。

特に凄かったのが、これだ。

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ズラタン・イブラヒモヴィッチが至近距離から放った強烈なボレーシュートを捨て身のセーブ!現地実況が体を投げ出すその姿はまるでピーター・シュマイケルのようだと唸ったビッグプレーだった。

そして、そのシュマイケル本人からも「プレミアリーグ史上最高のセーブのひとつだと思う」と賞賛が送られていた。バーンリーがオールド・トラッフォードで勝ち点を得るのは1974年以来のことだそうで、まさに伝説級のプレーになった。

トム・ヒートン(バーンリーGK)

「数人の味方選手たちが、自分の周りでライン上にいてくれた。

だから、自分は飛び出すべきかなと思ったんだ。スペースをなくすためにね。

ありがたいことに腕を完全に広げると手に当たった。肘が痛くなるやつだったけどね。とはいえ、セーブできた時は全く痛くないよ」

一方、イブラヒモヴィッチはこの試合で12本ものシュートを放ったもののまたも無得点。彼がリーグ戦で6試合ゴールなしに終わるのは、実に2007年以来のことになるそうだ。

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