ノルウェー代表選手が、11か月間の出場停止処分を科されたと『ESPN』が伝えている。
ほぼ1年という重い処分が科される可能性があるのは、サンテティエンヌに所属する22歳のノルウェー人MFオーレ・セルネス。
セルネスは先月行われたW杯予選対アゼルバイジャン戦にフル出場した。だが、バクーでの一戦にノルウェーは0-1で敗れており、その試合後に彼はイスラエル人審判に侮辱的な発言をしたとされている。
オーレ・セルネス
「終了後にピッチから去りトンネルに入ったところ、副審が立っていた。
ロッカールームに向かう途中で追い越した際、彼にこう言った。
『全てに笛を吹いたな。あんたはクソッタレだ』。以上さ。
その場には多くの人間がいたし、他にも言われたことがあったかもね。だが、それについての責任を負うことはできない。
あの時、トンネル内にはかなりの雑音があった。アゼルバイジャンの関係者たちは勝利を喜び合っていたりね。
試合後に述べたことについては謝る。ひどいものだった。
だが、この裁定には失望している。アンフェアだと思う」
また、セルネスには罰金5000ユーロ(57.2万円)も科せられたというが、NFF(ノルウェーサッカー協会)は控訴する可能性も示唆しているようだ。