ダニー・イングスが再び長期離脱することになってしまったリヴァプール。1月からはセネガル人FWサディオ・マネもアフリカネイションズカップのためにチームを一時的に離れることになる。

そういった状況にあることから、1月に前線の補強を行うのではないかと噂されている。そんななか、英紙『Mirror』ではあるアジア人をその候補にあげていた。それは、イラン代表FWサルダル・アズムンだ。

1995年生まれの21歳で、現在はロシアのロストフに所属しているアズムン。リヴァプールが狙っているという彼について、Qolyの独自情報を交えて紹介する。

Sardar Azmoun(サルダル・アズムン)のプレースタイルなど

『イランのメッシ』とも言われる同国期待のアタッカー。

ただ、体躯的にはかなりの差異がある(アズムンは186cm79kg)。スタイル的には異なるが、ドリブルの技術があって得点が獲れるところは共通点といえる。

ユース時代からイランの主力として活躍し、3トップのサイドやセンターハーフとして重要な存在になった。 2013年には若くしてロシアのルビン・カザンへ移籍し、ELでゴールを決めるなど要所で活躍をみせた。その後、ルビンからのローンを経てロストフへ移籍。

2014年は飛躍の年となり、アーセナルが彼の獲得に動いていると報じられ、本人がスカウトと接触したことも明かした。ブラジルW杯では予備登録に留まったものの、その後はイラン代表でもレギュラー格の扱いを受けるように。2015年アジアカップでもスーパーゴールを決めるなど話題になったが、60分で足を攣る場面が散見され、スタメン出場が続くなかで継続性に問題も。

『イランのメッシ』というニックネームが先行しているが、体躯やタイプ的には異なる。ただ、前線ならどこでもプレー可能なため、リヴァプールとしては有用な存在になりうるはず。

ただし、ドルトムントやシャルケ、レヴァークーゼンにマルセイユも狙っているということで競合になるかもしれない。本人はレアル・マドリーファンだというが、プレミアリーグでやってみたいという気持ちは持っているようだ。

サルダル・アズムン(イラン代表FW)

「プレミアリーグが大好きなんだ。イングランドのトップリーグでプレーするのは自分にとって夢だね」

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい