Qatar財団(2011-2013年)
契約先:カタール財団(Qatar Foundation)
組織の概要:カタール政府が出資する非営利団体
契約内容:年間3400万ユーロ(およそ39億6700万円)
ユニセフから胸スポンサー枠を引き継いだのが、カタールの政府系組織「カタール財団」だ。ユニセフとの契約は支援活動であるため、バルセロナが「胸スポンサー」を迎えるのはこれが初めてになる。そうした事情もあって賛否両論あったものの、クラブ総会での採決の結果は賛成票が697、反対票が76、白票が36。当時のバルセロナは財政難を抱えており、そうした背景が投票に反映された。5年間の大型契約となったが、この間にジョゼップ・グアルディオラが監督を退任し、タタ・マルティノが再建に失敗するなど、クラブとしては転換期を迎えた。