『ABC』は「ウェスタンシドニー・ワンダラーズのトニー・ポポヴィッチ監督は、世界最高の指導者になりたいと宣言した」と報じた。
ウェスタンシドニーを創設からずっと率いてきたポポヴィッチ。AFCチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げるなど結果を残してきたが、一方でリーグでは浮き沈みが激しい状況となっている。
今季はチームが苦戦する中、中国の上海申花がポポヴィッチの引き抜きに動いているという声明も発表され、立場が不安定になっていた。
しかしポポヴィッチはそれを断ってウェスタンシドニーに残留。その決断について聞かれた彼は以下のように話したという。
トニー・ポポヴィッチ
「私の当面の目標はここにいることだ。なぜなら、ここで契約しているからだ。
中長期的には、コーチングというのは予測することが難しいものだ。この業界はあまりにも速い。しかし、我々は皆野心や目標を持つ。そして、私はどこでも最高のコーチになりたいのだ。
私はオーストラリアで最高のコーチになりたい。そして世界最高のコーチになりたい。それは間違ったものではないし、そこに行くためならどんな道でも通る。それを目指すし、取り組んでいく」
(上海申花からの交渉があったと言われるが?)
「これは国際的にリリースされた声明であるからして、我々はそれをコントロールできない。
私はこのクラブと契約を結んでいる。それはなにも変わらない」