ジョゼップ・グアルディオラ政権において、戦力外に近い扱いを受けているヤヤ・トゥレ。

近年のシティを支えてきたタレントでありながらそのプレースタイルが評価されず、ここまでほとんどの試合でベンチ外となっている。

そんなヤヤ・トゥレは、先週末に行われたプレミアリーグの第12節クリスタル・パレス戦に今季初先発。すると、いきなり結果を残して見せる。

39分:ヤヤ・トゥレ(0-1)

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83分:ヤヤ・トゥレ(1-2)

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39分、余裕を感じさせるワンツーから巧みなシュートで先制点を奪うと、83分にはセットプレーから逆転弾!難しい敵地での試合で、なんと2ゴールをあげたのだ。

久しぶりの実戦となったヤヤはゴール後、感情を爆発させた。やはりプレーすることに飢えていたのだろう。

そして、ヤヤのゴールを誰よりも嬉しそうにしていたのはシティのサポーターであった。ヤヤはここ数シーズンのシティにとって欠かせない選手であり、ファンとしてもこうした状況は板挟みであったに違いない。

試合後、ヤヤについてグアルディオラ監督は「ヤヤ・トゥレについてとても嬉しく思う。なぜなら彼は本当にナイスガイだからね」とコメント。また、出場機会のなかったこの2ヶ月もしっかりとトレーニングを積んでいたようで、「彼の振る舞いは本当にパーフェクトだった」と絶賛している。

一方、グアルディオラ監督との確執が囁かれるヤヤ・トゥレも「今の状況はとても困難だが私はとても嬉しいし今日プレーさせてくれた監督に感謝している」と述べた。

冬の移籍シーズンが近付き、ヤヤ・トゥレの去就に注目が集まる。

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